
来年1月のラグビー・トップリーグ開幕に先立ち、三重県鈴鹿市に拠点を置く本田技研工業鈴鹿製作所ラグビー部「ホンダヒート」の関係者らが24日、県庁など訪れ、アマチュア国内最高峰リーグ参戦の抱負を語った。
昨年の大会は新型コロナウイルスの影響で2月途中で打ち切りになった。感染症対策を取りながら地元で地道に練習に取り組んできた。補強も進め、2019年ワールドカップ日本大会ベスト8メンバーのプロップ具智元らが在籍するFW陣には今月から同大会優勝の南アフリカ代表のロック、フランコ・モスタートが加わっている。
「アグレッシブなプレーでチームの起爆剤となる」と新戦力への期待を語った前田芳人GMは「まずはプレーオフ(優勝決定戦)に進出するベスト8を目指したい」。小林亮太主将も「(モスタート選手の加入で)メンバーが全員そろいハードなトレーニングができている。県民、会社の皆さんにプレーで元気を届けたい」と意気込みを語った。