県総合博物館 牛が登場する史料紹介 新春企画「三重のウシたち」 三重

【牛に関する県内の資料が並ぶ会場=津市一身田上津部田の県総合博物館3階企画展示室で】

【津】来年のえと・丑(うし)にちなんだ企画展「三重のウシたち」が、三重県津市一身田上津部田の県総合博物館3階企画展示室で開かれている。同館の収蔵資料を中心に牛が登場する史料など約40点を紹介している。令和3年1月24日まで。12月28―1月4日、12、18日は休館。入場無料。

文政12年うし年の伊勢暦、牛車の行列を描いた江戸時代の伊勢参宮名所図会などのほか、名張市の農具製作会社が作った田起こしの道具「犂(からすき)」や昭和時代に県内で製造された牛乳瓶の紙製ふたのコレクションなどがある。

県の獣として制定されているニホンカモシカがシカではなくウシ科の動物であることにも触れており、ニホンカモシカ、水牛、シカそれぞれの頭骨や角を並べている。

担当の中村千恵学芸員(33)は「牛は古くから人間と関わりが深い。新しい年がどんな年になるかに思いをはせ、さまざまな資料を気軽にご覧いただければ」と話した。