コロナ対応や政活費減額 三重県議会議長会見 今年の「活動ベスト10」

【定例記者会見で、今年の出来事を振り返る日沖議長=三重県議会議事堂で】

日沖正信三重県議会議長は24日、年内最後の定例記者会見を開き、県議会に関する1年間の話題をまとめた「あなたが選ぶ!三重県議会の活動ベスト10」を発表した。県民投票の結果を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の対応や政務活動費の減額、選挙区と定数に関する調査会の報告書提出など10件を選んだ。

県議会事務局によると、正副議長が印象的だった出来事として選んだ18件の候補を対象に、先月27日から今月10日まで県民投票を実施。754人が投票し、得票数が多い方から10件を選んだ。

最も投票が多かったのは国への意見書提出や補正予算の先議といった「新型コロナウイルスへの対応」で478票。新型コロナの対応マニュアル検討プロジェクト会議の設置(373票)が続いた。

選挙区と定数に関する調査会の報告書提出(139票)や政務活動費の減額(293票)も選出。CSF(豚熱)の対応(137票)や拉致問題の早期解決を求める決議(98票)などは外れた。

日沖議長は「新型コロナの投票数が際だって多く、最大の関心事だった」と評価。調査会の報告書提出については「県議と県民の認知度に差がある。県民に関心を高めてもらえるよう努める」と述べた。

一方、投票者数は前年に比べて30人の減少。日沖議長は、県政の質問に答える「eモニター」の登録者数が減っていることが影響したと説明し、投票者を増やすための対応を検討する考えを示した。

また、日沖議長は「今年は今までにない議会運営を経験した」と振り返り、相次ぐ補正予算案を審議したことや、新型コロナの影響で執行部が本会議に出席できずに一般質問を延期したことを挙げた。

その上で「年が変われば新たな議会が始まる」と述べ、来年は三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)が開かれることを踏まえて「明るく勢いのある年にしたい」と語った。

服部富男副議長は「新型コロナが収束せず、年末年始も厳しい状況が到来するのではないかと心配している。県民に対し、しっかりとコロナの対策を打ち出していかなければならない」と述べた。