亀山で工場火災、2人重軽傷 3棟全焼、爆発音と火柱 三重

【爆発音を上げ、激しく燃え上がる工場=亀山市能褒野町で】

【亀山】22日午後10時10分ごろ、三重県亀山市能褒野町、廃プラスチックリサイクル会社「ナベカ」の工場から「爆発音がした。火事だと思う」と住民から一一〇番があった。鉄骨平屋建て一部中2階の工場と倉庫計3棟が全焼し、約18時間後に火は消えた。工場内で作業中の男性社員(42)が全身にやけどを負う重傷、別の男性社員(32)は顔のやけどで軽傷という。

亀山署によると、現場は廃プラスチックを砕いて薬品と混ぜ合わせ、発泡スチロールの原料「ペレット」を作る工場。出火時は4人の社員が作業中だった。重傷の男性は四日市市内の病院に搬送後、愛知県内の病院に転院。命に別条はないという。軽傷の男性は津市内の病院に運ばれた。出火原因は調査中。

工場の近くに住む男性(67)は「10時すぎに爆発音が聞こえ、2階に上がると西の空が真っ赤になっていた。時折『どーん』という爆発音が聞こえ、火柱のようなものが見えた」と話した。消防車計22台が出動して消火活動にあたったが、男性は未明まで断続的に爆発音を聞いたという。半日以上の消火活動に閑静な住宅街は騒然となった。