新型ウイルス 新たに15人が感染 老人ホームでクラスター 三重

三重県は23日、20代―80代までの男女15人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松阪市内の老人ホームではクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ1176人となった。

県によると、新たに判明した感染者は津市で7人、松阪市で4人、鈴鹿市、伊賀市、東員町、菰野町で1人ずつ。このうち鈴鹿市を除く5市町の6人については、現時点で感染経路が分かっていない。

松阪市の60代―80代男女3人は、同じ施設の入所者。既に感染が判明している入所者の接触者に特定されるなどして検査を受けたところ陽性と判明した。この施設で感染が判明した入所者は7人となった。

県は23日、この施設を松阪市川井町の住宅型有料老人ホーム「アシスト」と発表し、県内22例目のクラスターと認定。入所者や職員の検査結果は7人を除いて全て陰性といい、県は健康観察を続ける。

また、津市と鈴鹿市の20代男女5人は三重大(津市)の学生。これまでに感染が判明した学生2人の友人で、飲食や自宅訪問での接触が確認されていた。7人の学部は複数にまたがっているという。

県は7人について「同じ大学だが、感染者に1つの接点があるわけではない」としてクラスターとは認定せず、それぞれの感染者について接触者調査を進める方針。学内では23人が検査を受ける見通し。

県内の医療機関で勤務する津市の30代女性看護師は15日から咽頭痛があった。22日の検査で陽性と判明。県は「感染させる可能性がある期間の出勤はなく、医療機関の検査対象者はいない」としている。