施設を車中泊の避難場所に 玉城町と美和ロック玉城工場 防止協定締結 三重

【協定を締結した辻村町長(左)と鈴木専務=玉城町役場で】

【度会郡】三重県玉城町と錠前・鍵の製造販売会社「美和ロック」玉城工場=同町山神=は21日、大規模災害時などに同工場の施設を車中泊のための一時避難場所として利用する協定を締結した。町が同様の協定を結ぶのは2例目。

同工場は同社の生産量の約8割を製造する主力工場。敷地面積は15万7千平方メートルで、東京ドーム約3・5個分の広さとなり、駐車場には車約80台が収容できるという。

協定では、新型コロナウイルス感染対策のため車中避難を原則とし、同工場は町からの要請があった場合、工場の駐車場などを車中泊の避難場所として提供。避難者のエコノミークラス症候群対策として施設内のホールやトイレなども使用できるようにした。

町役場で調印式があり、辻村修一町長と同工場の鈴木芳雄専務が協定書を交わした。

鈴木専務は「防災面で近隣住民の役に立ちたいと思っていたところ町から協定の話があり、賛同した」、辻村町長は「コロナ禍の中、分散型避難が必要になるので賛同してもらい感謝している」と話した。