松阪 三井高利の歴史漫画を寄贈 知恵は富なり、市へ8800冊 三重

【寄贈された漫画と目録を示す竹上市長(右)と林代表(中央)=松阪市役所で】

【松阪】三重県の松阪歴史漫画本づくり実行委員会の林弘高代表は21日、松阪市役所で竹上真人市長と面会し、歴史漫画「智恵は富なり 三井高利のすべて」8800冊を寄贈した。

同実行委は、松阪青年会議所が35、45各周年記念事業として同書と「鈴せんせい 本居宣長のすべて」を発刊した際、管理団体として編集関係者で結成した。鈴せんせいは2万5千冊刊行し完売。智恵は富なりは2万冊発行し残部を寄付した。

寄贈はコロナ禍に見舞われた児童生徒の学習支援と同市のPRが狙い。同実行委の意向で書籍の一部を市内の小学校や三井記念美術館(東京都中央区日本橋)へ贈る。両書の版権も同市に譲渡した。

林代表は「読んで松阪に来てほしい」と呼び掛けた。

竹上市長は「副教本に本居宣長を取り上げ、4人目として2年前に三井高利を作った。お堅い教科書と違って漫画は読みやすく親しみがある。夢のある物語を語り継いでいければ」と感謝した。