津 「於奈津の方」新作公演 「芸濃い劇団・燦」 地元出身、家康の側室 三重

【創作劇「於奈津の方」の公演=津市芸濃町の芸濃総合文化センターで】

【津】三重県津市芸濃町の町民劇団「芸濃い劇団・燦(さん)」(団員65人)の新作公演「於奈津の方」が20日、同町の芸濃総合文化センター市民ホールであった。同町出身で徳川家に仕え家康の側室となった於奈津の方の物語を、6―77歳の町民が演じた。

芸濃町を芸術で盛り上げようと一昨年に活動を開始。町に伝わる伝説やゆかりの人物を題材に稲垣巧代表(66)の脚本で創作劇を発表しており今回が3回目。

公演は於奈津誕生から徳川家に仕え80歳で逝去するまでを描いた。二条城で家康の窮地を救った逸話などをテンポ良く盛り込み、関ヶ原の徳川陣営にオレオレ詐欺の電話がかかるなどユニークな場面もあり客席は笑いに包まれた。

毎回公演を見るという同町の女性(73)は「地元ゆかりの人の話だと興味が湧く。皆さんよく頑張られて面白かった」と感想を述べた。

同団では1月以降に同公演を撮影したDVDを販売する。問い合わせは同団事務局の谷口みゆきさん=電話090(7433)8896=へ。