
正月三が日に三重県内外から約40万人が初詣に訪れる鈴鹿市山本町の椿大神社(山本行恭宮司)でこのほど、新年を迎えるための年末恒例「煤掃(すすはら)い式」があった。
神前にすす払いを奉告後、狩衣(かりぎぬ)と烏帽子(えぼし)姿の神職らが長さ約3メートルの笹(ささ)竹ほうきを手に、早朝から本殿、内拝殿、外拝殿、祓殿、社務所、別宮椿岸神社など全ての建物内外の1年間の汚れやほこりをはらい清めた。
村田昭彦祭儀部長(58)は「コロナ禍の中、厄や魔をはらった清らかな状態で新春をお迎えいただきたい。初詣は分散参拝をお願いしたい」と話していた。