伊勢 連節バス、プレ運行開始 三重交通、県内初 外宮と内宮結ぶ

【プレ運行開始を祝うテープカットに臨む関係者ら=伊勢市の内宮宇治橋前で】

【伊勢】三重交通(三重県津市中央、竹谷賢一社長)は19日、伊勢市宇治館町の伊勢神宮内宮宇治橋前で県内初実装となる連節バス「神都(しんと)ライナー」の出発式を開き、竹谷社長や鈴木英敬知事、鈴木健一伊勢市長ら関係者約40人が門出を祝った。

車両は全長18メートル、幅2・5メートル、定員113人のいすゞ自動車製ハイブリッド連節バス「エルガデュオ」を使用し、約2億円かけて2台を実装した。緑と白の配色と、扉のドット柄で伊勢神宮の森や五十鈴川の清流をイメージしたという。

伊勢市駅前から外宮と内宮を結ぶ外宮内宮線約6キロを運行。プレ運行として同日から令和3年4月まで、繁忙時の臨時便として運行するほか今月27日までは時間指定で毎日運行する。4月からは本格運行として、主要停留所に止まる急行便を定期運行させる予定。

式典では乗務員への花束贈呈や来賓のテープカットの後、希望者らを乗せて会場から五十鈴川駅までを往復する試乗会が行われた。

竹谷社長は、「2年前から準備を進め、運行開始に至った。三重県や伊勢市の新たな魅力の一つとして地域や観光振興の助けとなれば」と期待を込めた。

続いて鈴木知事も「利用しやすいモビリティはそこに行ったり住んだりするための地域を選ぶ条件にもつながる。選ばれる武器をいただいた。活性化の起爆剤となる」と祝辞を述べた。