夜間のヘリ離発着想定 三重県伊勢志摩広域防災拠点で訓練

【夜間航空灯火機器に合わせて離発着の訓練に臨む県防災ヘリ=伊勢市の伊勢志摩広域防災拠点で】

【伊勢】三重県南勢志摩活性化局と鳥羽海保は18日、伊勢市朝熊町の県伊勢志摩広域防災拠点で、防災ヘリコプターの夜間飛行を想定した離発着訓練を開き、約50人が参加した。
安全飛行の観点から県内では原則、視界の悪い夜間の飛行は禁止されているが、大規模災害の発生時など想定外の事態が発生した場合には例外的に出動する可能性があることから、非常時の備えとして一昨年から毎年実施している。

訓練では、防災ヘリを誘導するための夜間航空灯火機器と呼ばれるライトを置く手順を確認。参加者らは離発着地を囲むように境界灯と呼ばれる黄色のライトを、ヘリの進行方向に合わせて境界誘導灯と呼ばれる緑色のライトを置いた。続いて防災ヘリがライトに併せて離発着訓練に臨んだ。

同活性化局の梅村和弘局長は「実践的な訓練はなかなかできない。貴重な経験として今後に生かしてほしい」と話していた。