伊勢 水害テーマに避難所運営ゲーム 明倫小で防災授業 三重

【水害で学校が孤立したと想定し対策を考える児童ら=伊勢市岡本の明倫小学校で】

【伊勢】水害をテーマにした防災授業が15日、三重県伊勢市岡本の明倫小学校で開かれた。6年生58人が、大雨による冠水で学校が孤立したと想定し、その対応策を考える「避難所運営ゲーム」に取り組んだ。

防災授業は、学校と明倫地区まちづくり協議会が協力し毎年実施している。これまで大地震や津波をテーマにしてきたが、近年台風や豪雨による浸水被害が地域でも発生していることから、初めて水害を題材にした。

伊勢志摩地域で1時間に80ミリ以上の雨が降り続き内水氾濫により学校周辺が冠水、全校児童約330人が校舎3階で孤立状態になったと想定。児童らはグループに分かれ、「備蓄の毛布やビスケットが足りない」「熱がある人がいる」「低学年児童が泣いている」といった設問に対し、対応策を書き出し意見を出し合った。

「熱がある人を別室に移動する」「手袋をして食料を分ける」などコロナ禍での対応も考えた。講義で、伊勢は水害が起きやすい土地であることも学んだ。