新型ウイルス 新たに17人が感染 90代女性死亡 三重

三重県は16日、10歳未満から80代までの男女計17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県立川越高では新たに1人の感染が判明し、同校の感染者は5人に。県内の感染者は延べ1103人となった。

また、県は新型コロナの感染が判明して県内の医療機関に入院していた90代の女性が15日に死亡したと発表した。入院当初は重症でなかったが、肺炎の症状があり、その後に容体が急変したという。

県内感染者のうち死者は14人となり、今月に入ってからの死者は7人と全体の半数に上る。鈴木英敬知事は16日のぶら下がり会見で「感染者の早期回復と感染拡大防止に全力で取り組む」と述べた。

県によると、新たに判明した感染者は、伊賀市で5人、桑名市で4人、朝日町で3人、名張市で2人、津市、鈴鹿市、伊勢市で1人ずつ。うち桑名市と伊賀市の3人は感染経路が分かっていない。

このうち伊賀市の60代男性は、既に同僚ら4人の感染が判明している県内の会社で勤務していた。12日に熱や結膜充血などがあり、14日に検査を受けて陽性と判明。現時点で症状はないという。

この会社で判明した感染者は5人となったが、県は「感染者が勤務したフロアは分れており、別の経路から感染した可能性も考えられる」とし、現時点でクラスター(感染者集団)には認定していない。

県立川越高でも男子生徒1人の感染が判明し、同校の感染者は教員4人を含めて5人となったが、県は生徒と教員らの接触が確認されていないことからクラスターに認定せず、生徒88人を検査する。

また、クラスターの発生が確認されていた介護老人保健施設「伊賀ゆめが丘」(伊賀市)では新たに入所者2人の感染が判明。発症後に再検査を受けていた。この施設で判明した感染者は14人となった。