亀山 和紙の原材料作り 三重国体の表彰状に

【蒸したミツマタの枝の皮を剥がす参加者ら=亀山市安坂山町の池山公民館で】

【亀山】三重県亀山市の市環境課と市観光協会、みつまた保存会、県地域連携部国体・全国障害者スポーツ大会局競技・式典課は14日、同市安坂山町の坂本公民館で、同町地内に生育するミツマタの枝で和紙の原材料作りをした。

参加者17人は、採取した約50キロの枝を約1時間半蒸した後、金製のへらで丁寧に皮を剥がし、約2―2・5キロの白い繊維状の和紙の原材料を作った。この後2日間程度天日干しするという。

乾燥した原材料は、伊勢和紙を作製している、大豊和紙工業(伊勢市大世古一丁目)が紙すきし和紙を作製。来年開催する「三重とこわか国体」の都道府県別男女総合得点の成績順位1―8位の表彰状にする。

同協会の本間一也事務局長は「亀山産の和紙が表彰状に使われることは光栄です。安坂山町地内に群生するミツマタのPRにもなる」、同社の中北喜亮取締役は「伝統工芸『伊勢和紙』の技術で、表彰状にふさわしい和紙に仕上げます」と話していた。