新型ウイルス 新たに17人感染 伊賀の介護施設でクラスター 三重

三重県は14日、20代―百歳以上までの男女計17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。伊賀市内の介護施設ではクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ1072人となった。

県によると、新たに判明した感染者は伊賀市で12人▽四日市市で2人▽伊勢市と鈴鹿市で各1人―のほか、京都府在住者の感染も判明。四日市市と伊勢市、伊賀市の3人は感染経路が分かっていない。

このうち伊賀、鈴鹿両市と京都府の11人は、介護老人保健施設「伊賀ゆめが丘」(伊賀市)の職員や入所者ら。12日に入所者1人の感染が判明したため、検査を受けていた。重症者はいないという。

県は14日、この介護施設で県内20例目となるクラスターが発生したと認定した。クラスター対策グループを派遣するなどし、職員や入所者、デイサービス利用者らへの検査を進めている。

同じくクラスターが発生していた岡波総合病院(伊賀市)では、看護師2人の感染が新たに判明。当初の検査は陰性だったが、その後に発症していた。この病院の感染者は入院患者を含めて10人となった。

また、伊賀市の40代男性会社員は12日、手術を受けるに当たって医療機関を受診して検査を受けたところ陽性と判明。症状はないという。周辺に感染者は確認されず、県は同居の家族らを検査する。