伊勢 ラオスのパラ陸上選手と交流 児童ら、オンラインで 三重

【ラオスのパラ陸上選手とオンラインで交流する児童ら=伊勢市の有緝小学校で】

【伊勢】東京五輪・パラリンピックで伊勢市がホストタウンを務めるラオスのパラ陸上チームの選手2人と同市の児童らがオンラインで交流する特別授業が10日、市立小学校の3校で開かれた。選手らが、伊勢の児童がデザインしたラオスパラ陸上チーム公式ユニフォームを着用した姿を初披露し、親交を深めた。

市は昨年夏、パラ大会に合わせ、ラオスパラ陸上チームの事前合宿を受け入れた。それを機に、市内の有緝、進修、御薗の3小学校の児童約190人がラオスについて学び、ユニフォームのデザインを考案。児童らが考えた案の中から、ラオスパラ委員会が選考してデザインを決定し、市がユニフォームをつくり贈った。

特別授業は、デザインを考えた3校の児童を対象に、ラオスの首都ビエンチャンにある競技場と各校をオンラインで結んで実施。有緝小5年3組では33人がモニターを囲み、昨年伊勢での合宿に参加した男子視覚障害クラス短距離のブンペット・テップティダー選手(25)とケン・テップティダー選手(21)兄弟が同国の国旗色の赤、白、青を基調としたユニフォーム姿で映し出されると「かっこいい」と歓声や拍手が上がった。両選手は、競技場で走る姿を披露し「すてきなデザインをありがとう。東京パラに向け練習し、いい記録が出せるよう頑張ります」と感謝した。その後も児童らは「伊勢の印象は」「好きな伊勢の食べ物は」などと質問して交流。最後に、デザインのお礼としてラオスパラ委員会から、ラオス少数民族の伝統技法で染めた布を使って、障害がある女性たちが手作りしたマスクが、児童一人一人に贈られた。