県、鳥インフル対策本部設置 消石灰を再配布へ 年末年始に備え防疫体制 三重

【鳥インフルエンザへの対応について確認する対策本部=三重県庁で】

三重県は11日、高病原性鳥インフルエンザが隣接する奈良、和歌山両県で発生したことを受け、対策本部を設置した。服部浩危機管理統括監が本部長に就任。年末年始の長期休暇を前に防疫体制を整える。

県によると、香川県での発生を受けて11月20日から県独自で始めた消石灰の無償配布は今月17日に完了する予定。国から全国一斉に緊急消毒を実施するよう指示があったため、今月下旬から再配布する。

本部員会議の初会合が県庁3階を拠点に開かれた。服部本部長や前田茂樹農林水産部長が出席し、このほかの部局長は別室からウェブ会議システムを通じて参加。県内で感染が確認された場合の対応を確認した。

服部本部長は「発生した場合に備えて、円滑に防疫活動を実施できるよう体制構築に努めること」「年末年始は人員が薄くなるため、人員や資材の確保を怠らないように調整すること」などと指示した。

鈴木英敬知事はぶら下がり会見で、対策本部を設置した理由を「年末年始を前に休暇時の防疫体制を確認することが急務」と説明。「生産者や国、関係機関と連携し、まん延防止に努める」と述べた。