新型ウイルス 80代男性が死亡 新たに17人感染

三重県は11日、未就学児から70代までの男女計17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者が10人以上となるのは4日連続。県内の感染者は延べ1028人となった。

また、県は新型コロナに感染して県内の医療機関に入院していた80代の男性が10日に死亡したと発表。当初は重症でなかったが、その後に容体が急激に悪化した。県内感染者の死者は11人となった。

県によると、新たに判明した感染者は津市で5人▽伊賀市と松阪市で4人ずつ▽四日市市で2人▽名張市と桑名市で1人ずつ―で、うち松阪市と名張市、桑名市の6人は感染経路が分かっていない。

このうちクラスター(感染者集団)の発生が確認されていた岡波総合病院(伊賀市)では、20代男性看護師と40代女性職員の感染が新たに判明。この病院で判明した感染者は8人となった。

一方、この2人は感染者が判明した職場では勤務していなかったため、県は現時点でクラスターの人数には計上していない。2人の職場で新たに検査を受けた同僚や入院患者ら106人は陰性だった。

また、クラスターが発生している津市立東橋内中学校では、新たに女子生徒1人の感染が判明。これまでに感染が判明した生徒と同じクラスに所属していた。この学校での感染者は教員を含めて6人となった。

同じくクラスターとなっている老人ホーム「れんげの里おいな苑くわな」(桑名市)では、60代女性介護士の感染が判明。当初は陰性だったが、再検査で陽性と判明。この施設での感染者は6人となった。

このほか、県内の介護施設で勤務していた松阪市内の20代女性も感染。9日から熱があり、8日まで出勤していた。周辺に感染者は確認されず、施設では利用者や職員ら約70人が検査を受ける見通し。