津・三重画廊 「不思議な空間を楽しんで」 彫刻家の宮本さん個展

【作品を紹介する宮本さん=津市中央の三重画廊で】

【津】三重県津市美里町を拠点に活動する彫刻家の宮本京子さん(62)の個展「不思議陳列館Vol.3」が9日、同市中央の三重画廊で始まった。木と金属や鉱物を組み合わせた超現実的な作品約30点を展示・販売している。13日まで。

宮本さんは愛知県立芸大、同大大学院で彫刻を学び、国内外で作品を発表しており同所での個展は3年ぶり。

アンモナイトが触手のように変型し群体を構成する木とブロンズの「エルンストヘッケン(生物の驚異的な形)へのオマージュ」、クスを使った「オオカミウオ」や「日本ヤモリ異聞」、屋久杉と水晶を組み合わせた「結晶洋梨」などがある。

怪奇小説や図鑑などから着想を得ており、自粛期間中に会員制交流サイト(SNS)のフェイスブックに投稿した蔵書と作品の写真も紹介。「素材に出会えたとき気持ちが動く。博物館のようで博物館でない不思議な空間を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。