新型ウイルス 新たに19人感染 伊賀の総合病院でクラスター 三重 

三重県は9日、10歳未満―80代までの男女19人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。伊賀市の岡波総合病院ではクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ986人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、津市と伊賀市で7人ずつ、桑名市で3人、四日市市と菰野町で1人ずつ。うち津市の2人と伊賀市の1人は周辺に感染者が確認されず、感染経路が分かっていない。

岡波総合病院に入院していた60―80代の男性4人は、7日の検査で感染が判明した入院患者と同じ病室だった。このうち80代男性が入院前に接触していた同居家族の80代女性の感染も判明した。

県は9日、この病院を県内17例目のクラスターに認定した。感染が判明した入院患者と接触した可能性がある63人の職員を検査する予定。病室内で感染が広がったとみて、感染経路を調べている。

また、複数の感染者が判明している桑名市の老人ホーム「れんげの里おいな苑くわな」では、入所する80代女性の感染が新たに判明。当初の検査では陰性だったが、発熱して再検査を受けていた。

この施設の感染者は職員1人を含めて5人となり、県は18例目のクラスターと認定。この5人を除く入所者と職員の24人は全員が陰性で、県は「これ以上に感染が広がる可能性は低い」とみている。

7日に50代男性教員の感染が判明していた県立川越高では、新たに非常勤講師2人の感染が判明。この非常勤講師2人は別の県立高校でも勤務していたといい、県が接触者調査を進めている。

また、津市立東橋内中で勤務する50代女性教員は5日に発熱し、7日の検査で陽性と判明。この教員と接触した男子生徒2人の感染も確認された。この学校では生徒や教職員ら40人が検査を受けている。