帝国DB 11月県内倒産 6件減の7件 コロナ関連なし 三重

帝国データバンクは8日、11月の三重県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。倒産件数は前年同月と比べて6件少ない7件。新型コロナウイルス感染症の影響による倒産はなかった。小口倒産が中心で、負債総額は4億6500万円減の2億円だった。

業種別では、小売業で4件、建設業とサービス業で各1件。その他の業種でも1件発生した。うち6件は販売不振による不況が原因で倒産した。地域別では、北勢で4件、中南勢で1件、伊賀・名張で2件だった。

従業員が10人未満の小規模事業者が中心で、2件は個人経営だった。業歴は30年以上が2件、20―30年未満が2件、5―10年未満が3件。5件は破産、1件は民事再生法の適用を申請。1件は特別清算で処理した。

津支店は「持続化給付金などの支援策により県内ではコロナ関連の倒産が11月はなく、小康状態となっている」と説明。「年末や年度末にかけて企業の資金繰りの悪化が懸念され、コロナを主因とした倒産や廃業が増加する可能性がある」との見通しを示した。