津 国内外高校生ら平和考える Jr国際フォーラム 中嶋さん、三重県から唯一参加

【オンラインでフォーラムに参加する中嶋さん=津市半田のセントヨゼフ女子学園で】

【津】国内外の高校生らが平和について考える「第5回ひろしまジュニア国際フォーラム」(広島県主催)に、三重県からただ1人セントヨゼフ女子学園高校(津市半田)2年生の中嶋未来さん(17)=名張市=が参加している。例年広島県で3日間開かれるがコロナ禍の今年はオンラインによる開催。先月末から日曜日に全3回で講義の受講や討論をし最終日の13日に「広島宣言」として発表する。

平和のメッセージを世界に発信することを通じ次世代を育成する取り組みで全てのプログラムが英語で進む。コロナ禍の今年は規模が半数以下に縮小され広島県内の日本人高校生14人と米国、中国、ミャンマー、ベトナムなどの外国人高校生15人に中嶋さんの計30人が参加。平成28年の「三重の高校生サミット」を機に始まった広島県との学生交流の一環で他県からは本県のみが参加している。

英検(実用英語技能検定)準1級の資格を持つ中嶋さんは得意の英語を生かしたいと応募し選ばれた。互いの経験を共有する事前学習を経てこれまでに2回、テレビ会議システムを使って同校で被爆者の体験談を聞き、紛争が起こる背景や平和の定義の講義を聴講。核廃絶や平和の構築の課題について5グループに分かれ意見を出し合った。

中嶋さんは「海外の子は自分の国が世界から見てどういう立場かをよく理解していると感じる。こんなにいろんな国の人と話したことはなく刺激を受ける」と述べ「核廃絶は若い世代の知識不足が問題だと思う。私たちの世代が学んだことを広める活動が大事」と話した。