四日市市 久留倍官衙遺跡を紹介 東京・三重テラスで 公園オープン記念シンポ

【遺跡について話す佐藤教授=東京都中央区日本橋室町の三重テラスで】

三重県四日市市はこのほど、東京都中央区日本橋室町の三重テラスで、先月1日に同市大矢知町の久留倍官衙遺跡公園がオープンしたことを記念したシンポジウムを開いた。感染拡大防止に配慮し、当日の参加は事前に申し込みを行った人のみに制限し、動画共有サービス「ユーチューブ」の「三重テラスチャンネル」でオンライン配信を行った。

東京大学名誉教授の佐藤信さんによる基調講演や同市教育委員会学芸員とのパネルディスカッションを通じ、同遺跡の魅力を紹介した。佐藤教授は「奈良時代に地方行政が確立していった歴史を見ることができる遺跡であり、遺跡の規模、遺構、出土遺物等において学術的価値のあるもの」と同遺跡の特徴を説明し「四日市で古代の歴史との関わりを学ぶことできる施設として活用して欲しい」と魅力を語った。

同イベントに参加した50代の男性は「久留倍官衙遺跡により古代の歴史に四日市市が関係していたことを知る良い機会となった」と語っていた。