新型ウイルス 新たに10人感染 入院患者も、県内延べ967人 三重

三重県は8日、20代―90代の男女10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。伊賀市の岡波総合病院では入院患者が感染し、県が接触者調査を進めている。県内の感染者は延べ967人となった。

県によると、新たに判明した感染者は、津市と伊賀市で3人ずつ、桑名市で2人、菰野町、川越町で1人ずつ。うち菰野町を除く4市町の6人は周辺に感染者は確認されず、感染経路が分かっていない。

岡波総合病院に入院していた伊賀市の60代男性会社員は6日に発熱し、7日に受けた検査で陽性と判明した。新型コロナとは異なる疾患で先月下旬から入院し、今月5日には外泊をしていたという。

県は7日からクラスター対策グループを病院に派遣するなどし、接触者調査を進めている。入院病棟の患者や職員ら約140人を検査する予定。院内では以前から面会が禁止されていたという。

伊賀市の90代女性は、既に判明している感染者2人の同居家族。濃厚接触者として検査を受けて陽性と判明した。この女性が利用していた介護施設の利用者や職員ら65人が検査を受ける見通し。

クラスターが発生した県庁の関連では、先月30日に感染が判明した雇用経済部に勤務する30代女性の同居家族で40代男性会社員の感染も判明。当初の検査は陰性だったが、発熱して再検査を受けていた。

また、県は7日に伊賀市内の感染者として発表していた70代女性の職業を、団体職員から公務員に訂正した。家族からの聞き取りを元に発表していたが、勤務先からの指摘で誤りが発覚したという。

一方、伊賀市は8日、この女性は大山田子育て支援センター(同市平田)で勤務する会計年度任用職員だと発表。7日からセンターを閉所している。市は「この女性と利用者の接触はなかった」としている。