三重労働局 高校生の内定率75% コロナで採用選考、後ろ倒し

三重労働局は7日、来春卒業する県内高校生の就職内定率は10月末現在で75・5%だったと発表した。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で採用選考が1カ月後ろ倒しの10月16日からとなっており、前年9月末と比べて4・6ポイント下回った。2年ぶりに減少したものの、記録の残る平成14年度以降で過去4番目に高かった。

3775人が就職を希望し、2849人が内定した。求人数は前年9月末に比べ2106人(22・1%)減の7434人で、9年ぶりに減少に転じたものの、過去5番目に多かった。求人倍率は前年同期を0・40ポイント下回る1・97倍で、3年ぶりに2倍を割り込んだ。

産業別でみると、県内主力産業の製造業が前年同期より1117人(28・3%)減の2829人で、2年連続で減少。8業種全てで前年同期より求人が減った。

同局は「コロナ禍で製造業を中心に求人が大幅に減少した」と説明。内定率や求人数が減少した一方、依然として高水準にあることに「企業の人手不足や少子化を背景に就職希望者を上回る求人が続いている」とみている。