三重県議会、一般質問を延期 職員相次ぐ感染で、委員会も

【一般質問の延期を決め、退席する議員ら=県議会議事堂で】

三重県職員の新型コロナウイルス感染が相次いで判明したことを受け、県議会は4日の本会議で予定していた一般質問を延期した。県議会の本会議が延会されるのは、台風接近を受けた平成10年9月以来となる。

県議会によると、一般質問は来年の2月定例月会議に延期する予定だが、詳細な日程は決まっていない。7、8両日に予定していた予算決算常任委員会も延期し、今後の感染状況を踏まえて日程を検討する。

本会議に先立つ県議会災害対策会議では、紀平勉総務部長が「本会議に出席予定の職員に感染の疑いがある」と説明。この職員が検査で陽性となれば、知事を含む複数の幹部が欠席する可能性を示唆した。

日沖正信議長は「本会議の開催は難しい」として延会を提案し、議員らの了承を得た。議員から「今後はどうなる」などと質問が相次いだが、日沖議長は「急なことで正直に言うと整理できていない」と述べた。

一方、感染の疑いがあるとされた職員の検査結果は4日午後に陰性と判明。同日午後に再び開かれた県議会災害対策会議では、議場での感染防止対策を強化するよう求める声が議員から上がった。