若年層、自宅療養に 三重県コロナ対策協議会、病床不足を防ぐ

【感染者の自宅療養などを検討する協議会=県庁講堂で】

三重県は4日の新型コロナウイルス感染症対策協議会で、病床の不足を防ぐため、若者を中心に自宅療養を可能とする方針を示した。感染者を受け入れている医療機関や消防に、近く協力を依頼する。

県は自宅療養の対象について「基礎疾患がない50歳未満が望ましい」としている。自宅療養の場合でも一度は入院させることを原則とする。自宅療養時に急変した場合は救急輪番病院などで対応する。

出席者からは「若くて無症状の人らに入院せず療養してもらえば、高齢者や基礎疾患のある人を受け入れられる」などと賛同の声が上がる一方で「近所への配慮が必要」との指摘もあった。

また、県は12月下旬から来年1月末まで、退院者らへのアンケートを実施すると説明。退院後も継続している症状や不安に感じた内容などを無記名で回答してもらい、支援策の検討などに活用する。

この日の協議会は県職員の感染が相次いで確認されたことを受け、県庁講堂を拠点にウェブ会議で実施。鈴木英敬知事や医療関係団体の代表者らは、ウェブ会議システムを通じて参加した。