景況感2カ月ぶりに改善 11月県内、帝国DB調査 三重

帝国データバンク津支店が3日に発表した11月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比4・8ポイント増の37・5で、2カ月ぶりに改善した。同支店は「一進一退ながら全体的に緩やかな改善傾向にある」とみている。

全国順位は前月から21上がって13位。前年同月(34位)も上回った。東海4県ではトップだった。

規模別では大企業が前月と比べて4・4ポイント増の41・7で、9カ月ぶりに40台まで回復。中小企業は4・9ポイント増の36・8と改善した。大企業と中小企業の規模間格差は4・9となり、前月から0・5ポイント縮小した。

業界別では、9業種のうち6業種で前月より改善。小売は15・4ポイント増の52・1で大幅に改善し、50台に回復した。主要産業の製造も前月比4・6ポイント増の36・7と改善した。

同支店は「コロナ禍の中、GoToキャンペーンなど各種施策により着実に改善傾向にある」と説明。「第三波の感染が拡大し、先行きは不安定な情勢。企業の警戒感が根強く、景気回復への道のりは険しい」との見方を示した。