三重県 来庁自粛、県民に求める 環境生活部も全員検査へ

【緊急部長会議で対応を確認する幹部ら=三重県庁で】

三重県庁で複数の職員が新型コロナウイルスに感染したことを受け、県は3日、少なくとも今週は来庁を控えるよう県民に求めた。今回の事態を「最大の危機」とし、対策の徹底を求める職員向けの通知も出した。

県は同日から、雇用経済部と同じ8階の環境生活部でも、169人の全職員を対象に検査を開始。同日から環境生活部への立ち入りを制限したほか、エレベーターも8階の職員用や来庁者用などに分けた。

県は検査対象者のうち、行政サービスに直接の影響がない業務に当たる職員に対し、少なくとも今週は休暇や在宅勤務とするよう指示した。検査結果が陰性だった班長以上の職員は最小限での出勤を認める。

このほか、地域機関を含む全ての職員に対し、不急の出張を自粛するよう指示した。出勤前の検温を義務付け、来庁者の対応や会議なども当面は見合わせるよう求め、会食も昼夜問わず原則禁止とした。

また、県は対策の徹底を求める総務部長名の通知を職員に発出。通知は「今回を最大の危機と捉え、全庁を挙げて職員が対策に取り組む必要がある」とした上で「この2週間が最大のヤマ」と記した。

県幹部らは同日の緊急部長会議で対応を確認。鈴木英敬知事は「県民の皆さんに不便や心配をかけて心苦しく思う」とした上で、幹部らに「最大級の危機感を持って対策に当たってほしい」と指示した。