新型ウイルス 三重県庁でクラスターか 職員感染、拡大の可能性

【エレベーターに貼り紙をする県職員=三重県庁で】

新型コロナウイルスの感染が判明した三重県職員が少なくとも5人に上ることが3日、関係者への取材で分かった。本庁の雇用経済部で勤務していたといい、クラスター(感染者集団)が発生した可能性がある。県がクラスターと認定すれば、都道府県庁では沖縄県に次いで2例目となる。

雇用経済部では先月29日に感染が判明した部長(55)を含めて、これまでに4人の感染が確認されている。これを受けて県は2日から、部内で勤務する全ての職員を対象にPCR検査を進めていた。

関係者によると、3日午後の検査結果では、新たに複数の職員が陽性と判明したという。この職員らは同日に県内の感染者として発表された25人には含まれておらず、4日にも発表される見通し。

県は職員らの行動歴や接触者調査などを踏まえてクラスターに当たるかどうかを判断する方針だが、庁内では「同じ部で感染者が出た以上はクラスターと認定せざるを得ない」との声も上がっている。

一方、部内では既に全職員の検体を採取したが、一部の検査結果は3日時点でも判明していない。同日から全職員への検査を始めた環境生活部でも結果は4日以降の見通しで、庁内は結果を注視する。