新型ウイルス 新たに県職員2人感染 雇用経済部、立ち入り制限 三重

【フロアへの立ち入りを制限する雇用経済部の貼り紙=津市広明町で】

三重県の雇用経済部で新たに職員2人の感染が判明したことが2日、関係者への取材で分かった。部内では既に2人の感染が判明しており、「クラスター(感染者集団)まで一歩手前」(県関係者)の状況。県は同部の全職員を対象としたPCR検査を始めたほか、部内への立ち入りも制限した。

関係者によると、新たに感染が判明した職員2人は症状があったことなどから検査を受け、2日午後に陽性と判明。県が2日に発表した15人の感染者には含まれず、3日にも発表される見通し。

同部では、先月29日に部長(55)、30日に部長との接触が確認されている30代女性職員の感染が判明。新たに判明した2人を含めると、部内では既に4人の感染者が確認されたことになる。

部内の感染拡大を受け、県は同部に所属する職員のうち、まだ検査を受けていない129人への検査を始めた。同じフロアにある環境生活部の12人も検査する。3日には検査を終えたい考え。

この日午後1時半ごろ、検査キットを抱えた保健所の職員らが県庁に入った。雇用経済部の職員らは検査キットを受け取って検体を提出。県は検査結果が出るまでの間、職員らを在宅勤務とする。

また、県は2日から8階にある雇用経済部の出入り口にあるドアを閉め、フロアに立ち入らないよう求める貼り紙をした。来庁者には、出入り口に置いた内線電話で連絡するよう呼び掛けている。