伊勢 ラオスのパラ陸上チーム 公式ユニフォーム発表 市がデザイン

【公式ユニフォームの返礼として受け取った手作りマスクを持つ鈴木市長(右)。画面中央はシタ―ト副会長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市が東京五輪・パラリンピック大会に伴う事前合宿受け入れ等で交流しているラオスのパラリンピック陸上チームのためにデザインした公式ユニフォームの発表会が30日、同市役所とラオスとをオンラインで結んで開かれた。

同市は昨年6月、東京パラリンピック大会を前にラオス陸上チームの事前合宿を受け入れる協定を締結し、同国のホストタウンに登録。これに伴い各施設のバリアフリー化など、障害者を含めた誰もが暮らしやすいまちづくりを目指す共生社会ホストタウンとしての取り組みを進めている。

取り組みの一環として昨年11月、進修・有緝・御薗の市立小学校3校で開いたラオスとの交流を目的とする特別学習の中で、児童から公式ユニフォームのデザイン案と応援メッセージを募集。応募のあったデザイン案114点の中から選考を経て同国の国旗にも使われている赤・青・白を基調とした案が採用された。

デザインは2月に決定していたが、新型コロナの影響で発表は延期されていた。この日の発表会では同国パラリンピック委員会のシタ―ト・チャンタブリー副会長が完成品のユニフォームを着た選手らと出席し、「スポーツを通じて文化や歴史を知ることに価値がある。共に大会を成功させたい」と感謝の言葉を述べた。

返礼品として同国から手作りのマスク200枚を受け取った鈴木健一市長は「笑顔で大会を迎えられることを強く願う。ユニフォームを着る選手の活躍に期待している」と話していた。