多気クリスタルタウン ニプロン、新工場建設へ 町と立地協定締結 三重

【協定書を示す川北副社長(左)と久保町長=多気町役場で】

【多気郡】電源メーカー「ニプロン」(酒井節雄社長、兵庫県尼崎市大浜町)と三重県多気町は30日、同町役場で同町西山の多気クリスタルタウン工業ゾーンへの新工場建設に伴う立地協定を締結した。令和5年1月操業予定。

新工場はインターネット通販の急成長で建設が続く物流倉庫や医療機器に使う小型電源の生産能力の増強が狙い。デスクトップパソコンや産業用機械マザーボードの制御を動かす電源や物流倉庫で使うモーターを生産する。

明和町山大淀の大淀工業団地にある松阪夢工場を閉鎖し、移転する。従業員数は現在の約50人から倍の百人に増やす予定。

新工場は敷地約1万1700平方メートル、建物約6600平方メートルで鉄骨2階建て。

川北英人副社長は「新型コロナウイルスの影響で物流、医療向けが伸びている。新工場は、移転しても従業員が通える範囲に決めた」とあいさつした。

久保行央町長は「多気クリスタルタウン工業ゾーンが一部借地を除いて全部埋まった」と進出を歓迎した。