特定の自治会に補助金か 津市が庁内で支出状況調査 三重

【津】三重県の前葉泰幸津市長は30日の市議会12月定例会で、自治会に対する補助金の支出状況について、庁内で調査していると明らかにした。市議からは第三者による調査の必要性を指摘する声が上がった。

前葉市長は冒頭あいさつで、特定の自治会に対する補助金などの支出に関して市議や市自治会連合会から事実関係の確認を求められたことを受け「担当部局で調査している。判明した事案は報告する」と述べた。

その上で「法令に違反する恐れのある案件については法律相談している。警察にも相談しており、十分な連携を図っているところ」と述べ、市の顧問弁護士や警察に相談していると説明した。

これに対し、小野欽市議員(改津クラブ)が緊急質問に立ち「内部での調査も大事だが、公平公正な目を持った法律の専門家などで第三者機関をちゃんと設置してやっていくべきではないか」と指摘した。

前葉市長は「現在は内部で調査しているところ。法律論的にはどうなのかという部分は弁護士に相談し、違法性については警察に相談に乗ってもらっている。弁護士や警察と連携しながら進めたい」と述べた。

村主英明議員(市民クラブ)は個別案件に限定しない市の調査に「他にもあるという認識があるのか」と質問。前葉市長は「いろいろあるのではないかと言われていたので広く職員に尋ねた」と説明した。

この日、市は約13億3800万円を追加する本年度一般会計補正予算案など27議案を提出。市議会はこのうち職員のボーナスを年間0・05月引き下げる議案など5議案を即日採決し、可決した。