新型ウイルス 感染は県雇用経済部長 10人が接触 三重

三重県は30日、島上聖司雇用経済部長(55)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同日に発表された新規感染者の一人。39度台の熱がある。県庁で勤務する職員の感染が確認されるのは初めて。

県によると、島上部長は27日から熱があり、同日午後から休暇を取得していた。28日に検査を受け、29日の結果で陽性と判明。30日から県内の医療機関に入院しているという。

島上部長は元経産省職員で7月から現職。14日と15日は都内の実家に帰省し、17日まで都内に出張した。同僚9人と仕事関係の1人が接触者として検査を受ける。知事や副知事は検査対象になっていない。

島上部長の感染判明を受け、県は29日午後に雇用経済部の部長室やフロアの一部を消毒した。県議会事務局も30日、島上部長が26日に出席していた議場と全員協議会室、委員会室を消毒した。

廣田恵子副知事が雇用経済部長事務取扱として兼務し、この日の県議会一般質問でも島上部長に代わって答弁した。県は観光局を含む雇用経済部の全職員に、当面の間は会食を控えるよう呼び掛けた。

鈴木英敬知事は「県民に感染防止対策の徹底を呼び掛ける中、職員の感染で皆様に大変ご心配をお掛けしている。行政サービスの停滞が生じないよう、最大限の取り組みを進める」とのコメントを出した。