津なぎさまちフェスタ 児童ら「浅田家」ロケ地へ 300人、高速船で巡る 三重

【船内で、児童らを撮影する浅田さん(右)=津市沖で】

【津】三重県津市の海を楽しむ「津なぎさまちフェスタ」が29日、津市なぎさまちを主会場に開かれた。市内の小学生約300人が高速船で、映画「浅田家!」のロケ地になった阿漕浦海岸や造船所などを巡った。

津市観光協会などでつくる「津なぎさまちイメージアップ事業実行委員会」がなぎさまちの活性化のために毎年開催し、15回目。例年は7月下旬に実施するが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期になった。

コロナ禍による減便で使われていない高速船を活用し、市内の小学生に限定した乗船会を実施。児童らは約30分間、船内から阿漕浦海岸や造船所、三重大など海上から見える風景に目を凝らしていた。

会長を務める三重大の朴恵淑名誉教授は船内で児童らに海洋プラスチックごみの問題を説明し「海の生き物がエサと間違えてごみを食べてしまう。ポイ捨てせず、マイバッグで買い物しましょう」と呼び掛けた。

稚魚の放流会もあり、釣り具専門店「フィッシング遊」(本社・松阪市)が用意したメバルやヒラメなど近海に生息する魚の稚魚約5千匹を放流。児童らはバケツに入った稚魚を海に送り出した。

この日のイベントには、映画の原案者で、市出身の写真家・浅田政志さんも同行。乗船会や稚魚の放流を楽しむ児童らを撮影していた。実行委は後日、浅田さんが撮影した写真を津なぎさまちで展示する予定。