新型ウイルス 新たに18人感染 四日市の特養でクラスター 三重

三重県は29日、20代―90代の男女18人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。四日市市内の特別養護老人ホームでクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ844人となった。

県によると、新たな感染者は四日市市と鈴鹿市で5人ずつ、桑名市で3人、東員町で2人、津、伊賀、伊勢の3市で1人ずつ。うち四日市、桑名、鈴鹿、津、伊賀、伊勢の7人は感染経路が分かっていない。

四日市市の80代―90代の男女4人は、特別養護老人ホーム「聖十字四日市老人福祉施設」(同市中野町)の入所者。27日に感染が判明した職員の濃厚接触者に特定されていた。重症者はいない。

この施設について、県は県内15例目のクラスターと認定した。クラスター対策グループを派遣するなどして市と接触者調査を進めている。施設では職員や入所者ら61人が検査を受ける見通し。

このほか、クラスターの発生が確認されている東員病院(東員町穴太)では、新たに入院患者2人と看護師1人の感染が判明。この病院で判明した感染者は職員8人を含めて21人となった。

同じくクラスターが発生していた鈴鹿市の飲食店で開かれた会食でも、接触者調査で新たに60代男性2人の感染が判明。このクラスターに関連する感染者は従業員7人を含めて14人となった。

このほか、鈴鹿市の30代男性会社役員は県内の医療機関で自主的に検査を受けて陽性と判明。症状はなく、周辺に感染者は確認されていない。13日に名古屋市へ出張したといい、県が感染経路を調べる。

また、県は29日、クラスターが発生していた警察学校(津市)の感染者が研修で訪れた警察署などで勤務していた45人の検査結果は陰性だったと発表した。濃厚接触者への健康観察を続ける。