佐久間さんと川村さん最優秀 鈴鹿で佐佐木信綱顕彰歌会

【選者の佐佐木頼綱氏から表彰を受ける信綱大賞の川村さん(右)=鈴鹿市飯野寺家町の市文化会館で】

【鈴鹿】鈴鹿市石薬師町の佐佐木信綱顕彰会(石田弘一会長)は28日、同市飯野寺家町の市文化会館で「第49回佐佐木信綱顕彰歌会」を開き、同会が募集した短歌の入賞作品10点などを表彰した。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は小中高生からの募集を中止。一般の部のみの募集で、市内を中心とした県内外から342点の応募があった。

選者は佐佐木信綱の孫で歌人、国文学者の佐佐木幸綱氏と信綱のひ孫で歌人、作詞家の佐佐木頼綱氏の2人が務め、最優秀の信綱大賞に幸綱氏は埼玉県の佐久間敬喜さんの「押し出して余韻に浸る両の手のかたち力士をビデオはとどむ」、頼綱氏は四日市市川尻町の川村かほるさん(79)の「潮の香と蜜柑の花のかをり乗せ上りの鈍行無人駅発つ」をそれぞれ選んだ。

同会には受賞者など約70人が出席。頼綱氏から表彰状を受け取った川村さんは「びっくりした。これからも分かりやすく、納得できる作品づくりに励みたい」と話していた。