松阪の宿泊施設 「スメール」公募貸し付けへ 市、修繕費負担避ける狙い 三重

【松阪】三重県の松阪市議会文教経済委員会(山本節委員長)は27日、協議会を開き、同市飯高町森の宿泊施設スメールについて、現在の指定管理期間終了後の令和4年4月から、公募で賃料を徴収して貸し付けると産業文化部から説明を受けた。貸し付け期間中、市は修繕費や維持管理費を負担しない条件を付ける。

ホテルスメールは鉄筋コンクリート造り4階建て、宿泊人員95人。平成7年築で、老朽化のため施設や機械設備の修繕で毎年500―600万円を市が支出している。

平成28年度から公募でセラヴィリゾート泉郷(同市飯高町森)が指定管理者に就き、犬同伴型の宿泊施設「松阪わんわんパラダイス森のホテルスメール」として運営。従業員は34人。令和元年度まで毎年度、1万人以上が利用し、黒字を続けている。

スメールの将来について市の第三者組織「飯南・飯高観光施設のあり方検討委員会」が平成25年度に、譲渡を含め民営化の方向で答申している。貸し付けは老朽化に伴って増大する費用負担を避ける狙い。最低賃貸料を年額120万円に設定。貸付期間は令和4年4月1日から10年間。