卒業旅行の需要喚起へ 鳥羽市が観光振興事業発表 三重

【メッセージと共に届ける鳥羽産真珠を手に観光振興推進事業について説明する中村市長=鳥羽市役所で】

【鳥羽】三重県の中村欣一郎鳥羽市長は26日、定例会見し、新型コロナ対応関連事業として卒業旅行需要を狙った観光振興推進事業を発表した。30日の市議会本会議に事業費4099万円を含め総額8120万円を増額する一般会計補正予算案を上程する。

年明けの卒業旅行シーズンに併せて、宿泊予約サイトを通じて2種類のクーポン券を発行して市内宿泊施設の利用促進を図るほか、SNS(会員制交流サイト)「ツイッター」を利用して市内観光情報の拡散キャンペーンを実施する。

クーポン券は1月5日―2月28日のチェックインが対象。18―29歳を対象とした5千円割引クーポンは「じゃらん」で4千枚、日―木曜限定で一般対象の3千円割引クーポンは「Rakuten Travel」で1000枚販売。

期間内に市内の思い出の写真をツイッター上に投稿し、「いいね」を108件以上獲得すると先着1000人に2千円分のオンラインギフトを寄贈する。

また卒業を控えて親や大切な人に感謝を伝えたい人を対象にメッセージを預かり、小瓶に入れた鳥羽産の真珠と共に届ける企画を実施。感染予防対策としてマスクと同市在住のアーティスト「おおたはるか」さんがデザインした撮影用透明シートも配布する。

中村市長は「若い人や、土日に集中しない観光のあり方を考えるきっかけとしたい。年を越えてどうなるか不安に思われていると思うが、国の動向を見ながら安心して来てもらえるようPRしたい」と話した。