
【伊勢】がん研究への支援を呼び掛ける「生命(いのち)の駅伝」のランナーらが26日、三重県の伊勢市内を走り、市役所や病院などを訪れた。
支援の募金活動をしながら県内各地を巡る恒例の駅伝で26回目。14―29日までの日程で、「命」と書かれた黄色い旗を掲げて各地を走り、集まった募金は三重大医学部の研究者らに寄付される。
この日は、同市勢田町の県伊勢庁舎を出発して市内を走り、玉城、明和町を経て松阪市へと向かうコース。午前9時に県伊勢庁舎から9人のランナーがスタートし、市役所までの道のりは鈴木健一伊勢市長も一緒に走った。
市役所前に到着すると、鈴木市長が市役所などで集まった募金をランナーの代表に手渡し、「がん研究者や患者さんの心支えになる活動に感謝したい」と述べた。ランナーらは市職員らに拍手で見送られ、次の目的地に向かった。