「現代美術」のグループ作品展 津のギャラリーで 三重

【「現代美術パドル」のメンバーの作品が並ぶ会場=津市栄町のギャラリーVOLVOXで】

【津】国内外の作家で構成する美術グループ「現代美術パドル」の作品展が26日、三重県津市栄町のギャラリーVOLVOXで始まった。30―70歳代の作家7人が「今見えているモノとは何か」をテーマに制作した絵画や立体作品25点を展示している。12月1日まで。入場無料。

三重、愛知県豊川市、ローマ、ベルリンでそれぞれ活動し互いに親交がある現代アート作家が近作を出品。赤い糸を会場に渡したインスタレーション、ワイヤや白い接着剤を使った壁面作品、流木とカサブランカで力強さを表した立体などさまざまな表現がある。

大台町の谷藤重美さん(76)は同じ模様の銅板がスキャンの仕方で全く違った色になった作品を並べ「見ているのは物そのものではなく受け手の脳に写った錯覚」と指摘。「他人に流されず視点をリセットしものの本質の見方を磨くのがアートの役割。今だからこそ考える必要がある」と話した。

最終日午後2時から近代美術思想史研究家の宮田徹也氏のギャラリートークがある(人数制限の場合あり)。