エネルギーミックスを 考える会 伊藤聡子さんが講演 三重

【講演する伊藤さん=津市一身田の三重県総合文化センターにて】

三重県内の経済団体などでつくる「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」(小林長久会長)の地区別講演会が26日、津市の県総合文化センターで開かれた。フリーキャスターで事業創造大学院大学客員教授の伊藤聡子さんが「今こそ、エネルギー・地球環境問題を考えるとき~地域から元気を取り戻そう・・・ピンチをチャンスに!~」と題して講演した。

伊藤さんは異常気象による災害など温暖化が経済に大きな損失をもたらしていることを説明。国連で決定されたSDGs(持続可能な開発目標)を実現し、CO2の排出量を削減する重要性を説いた。そのためには再生可能エネルギーを利用した発電と、火力発電など従来の発電をバランスよく組み合わせたエネルギーミックスの実現が必要不可欠であると訴えた。

さらに新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ消費を地域から盛り上げていくということをテーマに、日本各地で特色ある取り組みを行っている企業の事例を紹介した。

「私たちの次の次の世代が豊かに暮らし、働けるように地球環境、エネルギーの問題に取り組まなくてはならない」と呼びかけた。

伊藤さんはテレビの情報番組でコメンテーターとして活躍。「日本の元気を取り戻す鍵は、地域経済の活性化」を持論に、メディアや講演で発信している。