三重大病院 麻酔医師、新たに4人退職へ カルテ改ざん

【津】三重大医学部付属病院(三重県津市)の男性元麻酔科医がカルテを改ざんしたとされる事件で、男性が所属していた臨床麻酔部の医師4人が今月末に退職することが25日、病院関係者への取材で分かった。10月末までに7人が退職しており、残る医師は育休中の医師2人を含めて6人となる。

カルテの改ざん問題が発覚する前、同病院の臨床麻酔部には18人が所属していた。9月末に「一身上の都合」などを理由に6人が退職。改ざんした男性は10月30日に懲戒解雇処分となり、その上司も同月末に依願退職した。今月末には4人が退職する予定。

第三者委員会の調査結果によると、男性は平成30年4月―今年3月まで、実際には使っていない「ランジオロール塩酸塩」を患者に投与したかのようにカルテを改ざん。三重大は公電磁的記録不正作出・同供用の疑いで津地検に刑事告発した。