県立聾学校を移転新築へ 城山特別支援学校の隣に 三重

【定例記者会見で、盲学校と聾学校の新築を発表する鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は25日の定例記者会見で、県立盲学校(津市高茶屋四丁目)と県立聾学校(同市藤方)を、県立城山特別支援学校(同市城山一丁目)の隣接地に移転新築すると発表した。共に建設から約50年が経過し、老朽化が進んでいるため。令和7年度の供用開始を目指し、来年度当初予算案に基本設計費を計上する方針。

県教委によると、盲学校と聾学校は、それぞれ昭和40年、46年の建設。このうち聾学校は津波浸水想定区域に位置し、聴覚障害のある幼児や生徒らの安全を危惧する声が上がっていたという。

移転先は県立小児心療センターあすなろ学園と草の実リハビリテーションセンターの跡地。両センターが津市大里窪田町に移転した平成29年6月以降、県教委は跡地の活用方法を模索していた。

盲学校と聾学校の両校舎に加え、グラウンドと体育館も敷地内に新築する。これに先立ち、移転先に隣接する城山特別支援学校の寄宿舎を令和5年度中に建て替え、3校の児童や生徒らが共用する。

鈴木知事は「城山特別支援学校を含めた3校が専門性を生かして連携することで、児童や生徒への支援を充実させることができると期待している。自分らしく活躍できる子どもたちを育てたい」と述べた。