新型ウイルス 新たに18人感染 東員町の病院、クラスター確認 三重

三重県は25日、10代―90代の男女18人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。東員町内の病院では、県内11例目のクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ755人となった。

県によると、新たな感染者は東員町で8人▽鈴鹿市で3人▽津市で2人▽桑名市で2人―のほか、四日市市、いなべ市、南伊勢町で1人ずつ。津、桑名両市と南伊勢町の3人は感染経路が分かっていない。

クラスターが確認されたのは、医療法人「康誠会」が運営する東員病院(同町穴太)で、入院患者の女性8人と50代女性看護師の感染が判明。うち看護師を含む7人に熱がある。重症者はいない。

この病院では、16日に感染が判明した50代女性看護師が介護施設などとの掛け持ちで勤務したことが確認されていた。一方、東員病院で検査を実施したのは、患者らが発症した後の24日だった。

県は病院での検査が後手に回った理由について「感染拡大の可能性が高い勤務先の関係者を優先して検査をしていたため」と説明。感染者と同じ病棟に入院していた患者や職員ら61人を検査する。

南伊勢町での感染確認は初めて。40代男性会社員で、22日に37度台の熱があり、23日の検査で陽性と判明した。14―20日まで県外に出張したといい、県は職場の同僚らを検査する。

23日に感染が判明した三重大医学部付属病院で勤務する男性医師の家族に当たる女子高校生も感染。12日に頭痛があり、現在は肺炎の症状がある。県は女子生徒の高校で17人を検査する。