
【鈴鹿】新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、三重県鈴鹿市は同市立図書館本館=同市飯野寺家町=と江島分館=同市中江島町=に、不特定多数の人が利用する図書館の本を除菌するための図書除菌機を各1台ずつ設置。25日から利用者の使用を開始する。
新たに設置した図書除菌機は、利用者が本を選んでで借りてから、機械の中に入れて使用。電源を入れて約30秒で、紫外線による除菌効果や送風によるほこり取り、アロマによる消臭が完了する。1回で6冊除菌できる。購入費は2台で約200万円。
同本館と分館では、現在1日計約千人の利用があり、利用者数は同感染症拡大以前とほぼ同数という。
同館では「除菌機の導入で、安心して図書館の本を借りてもらえる」と話していた。