松阪 Sかるご20周年記念展 恩師遺作と会員初期作品も 三重

【恩師の遺作(右)や自身の22歳の作品(左)を紹介する荒木代表=松阪市外五曲町の市文化財センターで】

【松阪】高田学苑の元美術部員らでつくる「Sかるご」は23日、三重県松阪市外五曲町の市文化財センター第三ギャラリーで20周年記念展を始めた。恩師2人の遺作と会員の初期作品も展示している。入場無料。会期は29日まで。24日休館。

メンバーは昭和45年前後に高田学苑の美術部で活動し、美術教師の平井憲迪、田中為信両氏の教えを受けた。美術教師ら12人が在籍する。

有志が昭和52年、「カタツムリはゆっくりと歩むが、その後ろには輝の足跡を残す」という恩師の言葉にちなみ、「でで虫」を結成。両氏の遺作展を挟み、平成12年に「Sかるご」に名称変更し、「岩田川 久画廊」を拠点に展覧会を開いてきた。

今回は広い会場を使おうと同センターで初めて開催。会員が現在の絵や造形に加え、学生時代の作品も展示した。恩師2人の遺作9点を掲げている。油彩や水彩、版画、水墨、立体作品など計53点が並ぶ。

荒木政勝代表(68)は「新たな会員も加わり、初めての松阪市での開催。時代の流れを眺望するものになれば」と話していた。