「バスタ」早期事業化を 四日市市長が国に要望 三重

【伊藤副大臣(右)に要望書を手渡す森市長=財務省で】

三重県の森智広四日市市長は20日、国土交通省と財務省を訪れ、「近鉄四日市駅周辺の交通結節点整備」と「近鉄四日市駅・JR四日市駅周辺整備事業」について、要望活動を行った。

要望書は、近鉄四日市駅からJR四日市駅の間の中心市街地に、バスやタクシーのターミナル施設「バスタ」を含む広域交通拠点を創出するための「バスタプロジェクト」の早期事業化と、同間を結ぶ「中央通り」の、歩きたくなる魅力的なまちなか形成を推進するための令和3年度以降の予算確保などを求めている。

森市長は国交省の宇野善昌道路局次長らと面会し「企業活動により製造品出荷額が伸び続けており、来街者も増えてきている」と説明。「令和9年のリニア中央新幹線の東京―名古屋間開通までに同駅間を結んで中央通りのまちなかの整備を完成させたい。四日市バスタの早期事業化をお願いしたい」と要望した。

宇野局次長は「四日市のバスタは国交省と共同で調査している全国四例の一つで、国交省も積極的に関わっていくので、ぜひとも成功させ、地域活性化につなげてほしい。国交省とタッグを組んで、モデルケースとなるよう頑張ってほしい」と応じた。

続いて森市長は、伊藤渉財務副大臣と面会し「防災・減災、国土強靭(きょうじん)化に関わる予算をぜひ確保していただき、四日市のまちなかの整備に必要な予算も配慮をお願いしたい」と強く要望した。

これに対し伊藤財務副大臣は「企業投資などで活気があるなか、近鉄四日市駅からJR四日市駅までの大プロジェクトに取り組んでいることはしっかりと理解した。われわれも国土強靭化にかかる予算を含めて確保に向けて努力していくので、ぜひ頑張ってください」と話した。