除菌水にヒノキの香り 三重・尾鷲の観光施設が開発販売

【尾鷲ヒノキの蒸留水を使った除菌水「HINOKis PLUS」=尾鷲市向井で】

【尾鷲】入浴やランチバイキングが楽しめる観光施設「夢古道おわせ」(三重県尾鷲市向井)の運営会社「熊野古道おわせ」(同)は、尾鷲ヒノキの蒸留水を使った清掃用除菌水「HINOKis PLUS(ヒノキスプラス)」を開発し販売を始めた。

さまざまな客が出入りする施設では、新型コロナウイルス感染防止対策として、客が使うたびに脱衣所のロッカーなどを清掃している。施設内の除菌や清掃方法を模索する中、「地域の素材で新型コロナに立ち向かいたい」と考えたことが製造のきっかけだ。

もともと、同社では尾鷲ヒノキの精油を抽出するときに出る蒸留水を使った消臭スプレーを製造しており、除菌効果のある安定化二酸化塩素水を加えて商品化した。布などに吹き付けてから拭いたり、床やドアノブなどに吹き付けてから布などで拭き取ったりして使う。尾鷲ヒノキの爽やかな香りが特徴で、入浴客らにも好評という。

スプレータイプの300ミリリットル(税込み2200円)と50ミリリットル(同770円)があり、夢古道おわせなどで販売している。

尾鷲市のふるさと納税の返礼品にもなっており、夢古道おわせの伊東将志支配人(46)は「尾鷲を離れた人にも使ってもらえたら」と話している。

問い合わせは熊野古道おわせ=電話0597(22)1124=へ。